メンタルヘルスケア(その19) | 豊中市 千里中央駅直結の心療内科「杉浦こころのクリニック」

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メンタルヘルスケア(その19)

2015/03/21

皆様、おはようございます。心療内科 精神科千里中央駅直結医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「メンタルヘルスケア」の19回目です。前回に続き、メンタルヘルスについて詳しく触れたいと思います。

【続き→】●《EAPとは》
総合的に広くメンタルヘルスケアするメンタルヘルスサービス」を提供する業種のひとつとして、「メンタルヘルス対策の種類」でも触れた、いわゆる外部EAPの会社があります。「EAP」とは、Employee Assistance Programの頭文字を取ったもので、「従業員支援プログラム」と訳されます。もともとEAPは従業員のアルコールや薬物依存症などを解決するプログラムとして、1940年代のアメリカで先進企業が導入したのが始まりです。現在、その対象はメンタルヘルス全般や家庭・育児問題、法律、フィナンシャルプランニングの悩みなどに及び、バックアップの範囲は大きく広がっています。
日本でも増大傾向にある労働者のストレスへのメンタルヘルス対策としてEAPに対するニーズが高まっています。ひとくちにEAP会社といっても、うつ病などのメンタルヘルス復職支援リワーク支援)などを専門にしているところや、キャリアカウンセリングに力を入れているところなどさまざまであるため、自社のニーズに合った会社を慎重に選びたいです。

〖「EAP」の導入・選び方〗

●《メンタルヘルスサービスを選ぶ前にやるべきこと》
企業の方針や悩みの段階によって選ぶメンタルヘルスサービスは変わってきます。メンタルヘルスサービスを選ぶ際には、まず自社の抱える問題を把握し、それがどの段階にあたるのかを明確にする必要があります。その上で導入の目的を定め、外部のメンタルヘルスサービスに求める役割を検討することが重要です。
メンタルヘルスサービスとひとくちに言っても、事業者ごとにメンタルヘルスサービスの内容はさまざまです。起業経緯や基礎となる理論体系によって得意分野も異なってきます。専門性が高く評価しにくいメンタルヘルスサービスであるためにその選定は難しいと思われるが、できる限り事前に各社の特色や機能を知り、目的に合ったメンタルヘルスサービスを選びたいです。
 
以上、心療内科千里中央駅杉浦こころのクリニック」(千里ニュータウン千里セルシー3階)の杉浦でした。

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