ホーム > ブログ > 心療内科医の役割と勤労者のメンタルヘルス(その31)
2020年05月16日
千里中央(大阪府豊中市・北摂千里ニュータウン)、心療内科(メンタルヘルス科)・復職支援(リワークおよびリワークプログラム)協力医療機関「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「心療内科医の役割と勤労者のメンタルヘルス(勤労者の心療内科的健康)」の31回目です。引き続き、心療内科医の役割と勤労者のメンタルヘルス(心療内科的健康)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖職場のメンタルヘルス概観(職場の心療内科的健康概観)〗(ⅩⅩⅩ)
~職場のメンタルヘルス不調の背景因子(職場の心療内科的健康不調の背景因子)⑳~
◎職場のメンタルヘルス評価法(職場の心療内科的健康評価法)ⓕ
A.質問紙によるメンタルヘルス評価(質問紙による心療内科的健康評価)(ⅴ)
⇒MHACL(メンタルヘルスアクション(心療内科的健康アクション)チェックリスト)は、実際に職場で行われてきた職場改善のメンタルヘルス事例(心療内科的健康事例)を収集し、6メンタルヘルス領域(心療内科的健康領域)30項目からなる職場のメンタルヘルス改善策(心療内科的健康改善策)がまとめられています。MHACLに収載(メンタルヘルスアクションチェックリストに収載(心療内科的健康アクションチェックリストに収載))されている6メンタルヘルス領域(6心療内科的健康領域)は、「メンタルヘルス作業計画(心療内科的健康作業計画)への参加とメンタルヘルス情報(心療内科的健康情報)の共有」、「勤務時間とメンタルヘルス作業編成(心療内科的健康作業編成)」、「円滑なメンタルヘルス作業手順(心療内科的健康作業手順)」、「メンタルヘルス作業場環境(心療内科的健康作業場環境)」、「職場内の相互メンタルヘルス支援(相互心療内科的健康支援)」、「安心できる職場のメンタルヘルス(職場の心療内科的健康)のしくみ」からなり、物理的な環境から人間関係まで幅広くカバーされています。ただし、MHACL(メンタルヘルスアクションチェックリスト(心療内科的健康アクションチェックリスト))も、職場改善のメンタルヘルス対策(心療内科的健康対策)が網羅され、漏れなくメンタルヘルス対策をチェック(漏れなく心療内科的健康対策をチェック)できるわけではなく、重要かつ実行可能な職場のメンタルヘルス対策を中心(職場の心療内科的健康対策を中心)にまとめられています。そのため、職場のメンタルヘルス対策(職場の心療内科的健康対策)をメンタルヘルス的に検討(心療内科的健康的に検討)するグループワークでは、MHACLに含まれて(メンタルヘルスアクションチェックリストに含まれて(心療内科的健康アクションチェックリストに含まれて))いない職場のメンタルヘルス対策も積極的に収集(職場の心療内科的健康対策も積極的に収集)、職場のメンタルヘルス対策として採用(職場の心療内科的健康対策として採用)することも重要です。また、MHACLには、それぞれの項目(メンタルヘルスアクションチェックリストには、それぞれの項目(心療内科的健康アクションチェックリストには、それぞれの項目))が、「仕事のストレス判定図」の4下位メンタルヘルス尺度(心療内科的健康尺度)(「量的ストレス」、「コントロール」、「上司のメンタルヘルス支援(上司の心療内科的健康支援)」、「同僚のメンタルヘルス支援(同僚の心療内科的健康支援)」)のどのメンタルヘルス側面(心療内科的健康側面)の改善に効果的か、メンタルヘルス対応表(心療内科的健康対応表)(「職場環境改善のためのメンタルヘルスヒント集(心療内科的健康ヒント集)(メンタルヘルスアクションチェックリスト)項目一覧表((心療内科的健康アクションチェックリスト)項目一覧表)」)も用意されています。
MHACLでは、紹介されて(メンタルヘルスアクションチェックリストでは、紹介されて(心療内科的健康アクションチェックリストでは、紹介されて))いるメンタルヘルス改善策(心療内科的健康改善策)を選び、さらに、優先的に取り組むメンタルヘルス対策を絞り込む(心療内科的健康対策を絞り込む)ことができます。職場をメンタルヘルス評価(心療内科的健康評価)するよりも、必要なメンタルヘルス対策(必要な心療内科的健康対策)のメンタルヘルス的な検討を重視(心療内科的健康的な検討を重視)した職場のメンタルヘルス評価ツール(心療内科的健康評価ツール)であり、原因追及に終始しない建設的なメンタルヘルス討議(心療内科的健康討議)を進めることが期待できます。また、メンタルヘルスアクションチェックリストには、メモ欄が用意(心療内科的健康アクションチェックリストには、メモ欄が用意)されており、実行するメンタルヘルス対策(実行する心療内科的健康対策)は、MHACLの表現(メンタルヘルスアクションチェックリストの表現(心療内科的健康アクションチェックリストの表現))をそのまま採用するのではなく、自職場の言葉に置き換えて、標語のような形式で表現しておくと、メンタルヘルス対策を掲示(心療内科的健康対策を掲示)してメンタルヘルス対策の継続を促す(心療内科的健康対策の継続を促す)等、メンタルヘルス活動(心療内科的健康活動)の周知とメンタルヘルス活動の持続(心療内科的健康活動の持続)にも効果的です。
MHACLは、実効的(メンタルヘルスアクションチェックリストは、実効的(心療内科的健康アクションチェックリストは、実効的))なメンタルヘルス対策の絞り込みに有効(心療内科的健康対策の絞り込みに有効)である一方で、必ずしも職場のメンバーのメンタルヘルス要望(心療内科的健康要望)が反映されていない場合も想定されます。メンタルヘルス改善志向型(心療内科的健康改善志向型)の職場のメンタルヘルス評価ツール(職場の心療内科的健康評価ツール)は、参加型職場のメンタルヘルス(参加型職場の心療内科的健康)改善をメンタルヘルス推奨(心療内科的健康推奨)していることから、メンバーが、職場改善を自らのメンタルヘルス問題(心療内科的健康問題)として認識し、主体的に参画することを促す工夫も重要となります。積極的な参画を促すためには、職場改善のメンタルヘルス目標(心療内科的健康目標)を職場のメンバーの身近なメンタルヘルス課題(心療内科的健康課題)として設定することも重要となります。メンタルヘルス改善意識調査票(心療内科的健康改善意識調査票)(MIRROR)は、職場のメンタルヘルス改善(職場の心療内科的健康改善)要望を抽出することを通じて、自職場のメンタルヘルス問題(自職場の心療内科的健康問題)としての認識を共有し、建設的なメンタルヘルス目標設定(心療内科的健康目標設定)とメンタルヘルス対策立案(心療内科的健康対策立案)をメンタルヘルス支援(心療内科的健康支援)する職場改善のメンタルヘルス評価ツール(職場改善の心療内科的健康評価ツール)です。MIRROR(メンタルヘルス改善意識(心療内科的健康改善意識)調査票)は、まず、職場のメンバー全員にメンタルヘルス調査票(心療内科的健康調査票)への回答を求め、職場ごとに集計されたメンタルヘルス結果(心療内科的健康結果)をもとに、グループワークを実施し、具体的なメンタルヘルス対策(具体的な心療内科的健康対策)を職場ごとにメンタルヘルス的に検討(職場ごとに心療内科的健康的に検討)することが特にメンタルヘルス推奨(特に心療内科的健康推奨)されています。メンタルヘルス調査(心療内科的健康調査)は、基本的に無記名で実施されるが、所属部署と性別、年齢については、メンタルヘルス集計(心療内科的健康集計)・メンタルヘルス分析(心療内科的健康分析)に必要なメンタルヘルス情報(必要な心療内科的健康情報)として回答を求めます。
以上、千里中央駅直結・千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市、心療内科 精神科(メンタルヘルスケア科)・職場復帰支援(リワーク支援およびリワーク支援プログラム)協力医療機関「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。