ホーム > ブログ > リワーク(復職支援)プログラム(その38)
2019年02月20日
千里中央(大阪府 豊中市・北摂 千里ニュータウン)、心療内科 精神科(メンタルヘルスケア科)「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク(復職支援)プログラム」の38回目です。引き続き、リワークプログラム(復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムなど復職支援デイケア(復職支援プログラムなど復職支援デイケア)で患者様はなにをするか〗(Ⅸ)
◎本人向け復職支援アドバイス(リワークアドバイス)⑥
~リワークプログラムなどデイケア(復職支援プログラムなどデイケア)のグループで語り合い、メンタルヘルス情報や復職支援情報(リワーク情報)を交換する~
⇒リワークプログラムなどデイケアは15人前後(復職支援プログラムなどデイケアは15人前後)のグループで、リワークプログラム参加者(復職支援プログラム参加者)どうしでメンタルヘルスや復職支援の情報交換(リワークの情報交換)やディスカッションをしますが、リワークプログラムなどデイケアのグループ活動(復職支援プログラムなどデイケアのグループ活動)の方法は、復職支援施設(リワーク施設)によって異なります。ほかのリワークプログラム参加者(ほかの復職支援プログラム参加者)の意見を聞くことで、物事の見方や考え方の幅を広げ、メンタルヘルス状態の回復レベルを高めやすく、つまり復職準備性(リワーク準備性)を高めやすくなります。また、リワークプログラム仲間(復職支援プログラム仲間)の存在に励まされることが、メンタルヘルス状態の回復力を上げること、すなわち復職準備性を上げること(リワーク準備性を上げること)になります。
■リワークプログラムで自己紹介(復職支援プログラムで自己紹介)をする
⇒リワークプログラム参加者の名前(復職支援プログラム参加者の名前)など、かんたんに自分のことを伝えたり、復職に向けて(リワークに向けて)どんな復職支援活動(リワーク活動)をしているかなど、リワークプログラム参加者一人ひとり(復職支援プログラム参加者一人ひとり)手短に復職支援活動の近況報告(リワーク活動の近況報告)をします。リワークプログラムのメンバー(復職支援プログラムのメンバー)は、さまざまな職種の人で構成されます。ただし、地方の復職支援施設(地方のリワーク施設)では同じ会社の人がリワークプログラムで重なる(復職支援プログラムで重なる)こともあります。
リワークプログラムでは円座になって話し合う(復職支援プログラムでは円座になって話し合う)ことで、復職支援デイケア(リワークデイケア)にて集団のまとまりが生まれ、リワークプログラムなど復職支援デイケアの治療(復職支援プログラムなど復職支援デイケアの治療)にとってよい復職支援効果(リワーク効果)をもたらします。また、リワークプログラムで安心して気兼ねなく発言(復職支援プログラムで安心して気兼ねなく発言)できるよう、プライバシー(個人情報)の配慮が復職支援デイケアでなされ(配慮がリワークデイケアでなされ)ます。
■リワークプログラムでテーマ(復職支援プログラムでテーマ)を決めて、リワークプログラム参加者どうし(復職支援プログラム参加者どうし)でディスカッションする
⇒リワークプログラムなどデイケアでテーマ(復職支援プログラムなどデイケアでテーマ)を決めて、自分のリワークプログラムでのとりくみ(復職支援プログラムでのとりくみ)や復職支援体験(リワーク体験)などをリワークプログラムで発表(復職支援プログラムで発表)し、リワークプログラムなど復職支援デイケアで決めたテーマ(復職支援プログラムなど復職支援デイケアで決めたテーマ)についてリワークプログラムのメンバーどうしが議論(復職支援プログラムのメンバーどうしが議論)します。リワークプログラムでのディスカッション(復職支援プログラムでのディスカッション)には、リワークプログラム参加者その人(復職支援プログラム参加者その人)の対人関係のパターンが色濃く出ます。
『リワークプログラムなどデイケアでのテーマの例(復職支援プログラムなどデイケアでのテーマの例)は、リワークプログラムのメンバーから自由にあげて(復職支援プログラムのメンバーから自由にあげて)もらい、リワークプログラムで討論(復職支援プログラムで討論)しながら決定します。たとえば、
●復職に向けた活動(リワークに向けた活動)などリワークプログラム以外(復職支援プログラム以外)のとりくみ
●リワークプログラム中(復職支援プログラム中)、家族との関わり方
●復職後(リワーク後)、苦手な上司との付き合い方
●人はなぜ復職して働く(リワークして働く)のか
●あなたにとって仕事や復職支援とは?(リワークとは?)
など、リワークプログラムでさまざまなテーマ(復職支援プログラムでさまざまなテーマ)が考えられます。』
■復職支援活動の内容(リワーク活動の内容)をリワークプログラムで振り返り内省(復職支援プログラムで振り返り内省)する
⇒ほかのリワークプログラムのメンバーと口論(ほかの復職支援プログラムのメンバーと口論)したり、リワークプログラムのメンバーどうしに負の感情(復職支援プログラムのメンバーどうしに負の感情)が出たときには、復職支援施設スタッフ(リワーク施設スタッフ)とともにリワークプログラムでの行動や感情(復職支援プログラムでの行動や感情)の背景をみつめます。また、職場や復職支援活動(職場やリワーク活動)での自分自身もリワークプログラムで振り返り(自分自身も復職支援プログラムで振り返り)、リワークプログラムなどデイケアで内省を深めて(復職支援プログラムなどデイケアで内省を深めて)いきます。その他、リワークプログラム参加で得られる利点(復職支援プログラム参加で得られる利点)としては、ほかのリワークプログラムのメンバーの考え方(ほかの復職支援プログラムのメンバーの考え方)を知ることで、メンタルヘルスの幅が広がり、ストレスへの対応力が身につきます。
以上、千里中央駅直結・千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市、心療内科(メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。