ホーム > ブログ > リワーク(復職支援)プログラム(その27)
2019年01月23日
千里中央(大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科(メンタルヘルスケア科)「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク(復職支援)プログラム」の27回目です。引き続き、リワークプログラム(復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムなど復職支援デイケア(復職支援プログラムなど復職支援デイケア)は全国の復職支援施設(リワーク施設)などメンタルヘルス科医療機関で受けられる〗(Ⅴ)
◎リワークプログラムの所要期間は?(復職支援プログラムの所要期間は?)
~リワークプログラムの所要期間は人によって異なる(復職支援プログラムの所要期間は人によって異なる)が、多くは約半年でリワークプログラムを卒業(復職支援プログラムを卒業)~
⇒復職までの期間(リワークまでの期間)は、約半年といわれますが、うつ病などメンタルヘルス不調を発病した経緯、休職の回数などにより、人によってメンタルヘルス状態の回復までの期間や復職までの期間は異なり(リワークまでの期間は異なり)ます。リワークプログラムは治療(復職支援プログラムは治療)であるため、メンタルヘルス状態の回復までにかかる時間には、個人差があり、メンタルヘルス状態の回復の早さは人それぞれ。先にリワークプログラムを卒業(先に復職支援プログラムを卒業)する人がいても、あせらずにじっくり構えて、リワークプログラムに取りくみ(復職支援プログラムに取りくみ)ながら復職を目指し(リワークを目指し)ましょう。
■復職の時期(リワークの時期)は主治医(精神科医・心療内科医)や産業医と相談を
⇒リワークプログラム開始(復職支援プログラム開始)から復職までの期間には、個人差があり(リワークまでの期間には、個人差があり)ます。復職支援施設など医療機関(リワーク施設など医療機関)の調べでは、リワークプログラムなどデイケア開始(復職支援プログラムなどデイケア開始)から復職までの期間は、平均5.4ヵ月(リワークまでの期間は、平均5.4ヵ月)。
実際にはリワークプログラム期間が三ヵ月(復職支援プログラム期間が三ヵ月)など短い人もいれば、リワークプログラム期間が一年以上(復職支援プログラム期間が一年以上)など長い人もいます。
復職できるかどうかという判断(リワークできるかどうかという判断)は、産業医や人事担当者らで構成する企業の復職審査(リワーク審査)委員会などが、主治医(精神科医師・心療内科医師)の復職可能(リワーク可能)診断書を参考にしながら、本人と面談して、復職を決定(リワークを決定)します。
主治医(心療内科医・精神科医)と産業医、本人がメンタルヘルス情報を共有しながら復職の時期を決定(リワークの時期を決定)するため、本人の希望どおりには復職が決定(本人の希望どおりにはリワークが決定)しないこともあります。
復職支援期間(リワーク期間)の見通しを知りたい人は、主治医(心療内科医師・精神科医師)や復職支援施設スタッフ(リワーク施設スタッフ)、産業医に相談しましょう。
●リワークプログラムは医療(復職支援プログラムは医療)なので時間がかかる
⇒復職までの所要期間を二~三ヵ月(リワークまでの所要期間を二~三ヵ月)と考えている人もいますが、実際には復職までもう少し時間がかかる(リワークまでもう少し時間がかかる)場合がほとんどです。リワークプログラムは単なる作業能力改善を目的としたリハビリではなく(復職支援プログラムは単なる作業能力改善を目的としたリハビリではなく)て、メンタルヘルス疾患の再発予防を目的とした医療の一環がリワークプログラム(再発予防を目的とした医療の一環が復職支援プログラム)であるためです。
じっくりとリワークプログラムに参加(復職支援プログラムに参加)するためには、事前に就業規則やカレンダーをみて、休職期限を会社に確認し、余裕をもって復職までの計画(リワークまでの計画)を立てることが大切です。
以上、千里中央駅直結・千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市、心療内科(メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。