心療内科はどんな科?(その4) | 豊中市 千里中央駅直結の心療内科「杉浦こころのクリニック」

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心療内科はどんな科?(その4)

2015年01月21日 

皆様、こんにちは。心療内科千里中央駅千里ニュータウン千里セルシー3階)「杉浦こころのクリニック」の杉浦です。今回は「心療内科はどんな科?」の4回目です。
【続き→】こういった流れの中で20世紀になってキャノンが体の内部状態を一定に保つ生理的メカニズムであるホメオスターシスとストレスに対する生理的反応を、セリエがストレスによって生じる体の異常を提唱しました。そうしてこころと身体の相互作用を研究する学問としてドイツで心身医学が生まれました。心身医学はドイツからアメリカへ渡ったアレキサンダーによる命名で、アメリカでは精神分析家を中心に発展していきました。今日ではアメリカでは精神科医が内科などと協力するリエゾン医学として、ドイツでは独立した心身医学科として実践されています。日本では1959年に日本精神身体医学会(現在の日本心身医学会)が設立され、1963年に九州大学精神身体講座(当時)の診療科として最初の心療内科ができました。その後心療内科の数は増えましたが、大学の医学部で心療内科の講座(独立した研究・教育・診療の部門)があるのは全国でも九州大学、東京大学、東邦大学、関西医科大学、鹿児島大学の5つだけにとどまっています。

 

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