メンタルヘルス対策(その4) | 豊中市 千里中央駅直結の心療内科「杉浦こころのクリニック」

ブログブログ

ホーム > ブログ > メンタルヘルス対策(その4)

メンタルヘルス対策(その4)

2015年03月06日 

皆様、こんにちは。心療内科 精神科千里中央駅千里ニュータウン医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「メンタルヘルス対策」の4回目です。引き続き、メンタルヘルスについて詳しく触れたいと思います。
【続き→】今日、企業を取り巻く経営環境の急激な変化に伴い、組織や制度といったシステムが大きく変革しています。そのような職場環境の変化に適応しきれず、なんらかのストレス疲労メンタルヘルス不調を感じている人は少なくないです。もともと個人が持つ性格・教育課程などの素因に、職場やプライベートが原因の不安や悩みが解決しないまま過度のストレスを抱え続けることが加わり、うつ病などの精神疾患やメンタルヘルス不全を発症するという研究もなされています。企業の現場で起きるさまざまな問題を個人の力だけで解決することには限界があり、離職を余儀なくされるケースも増えています。最悪の場合には自殺につながることもあり、事実、日本での自殺者数は1997年以降上昇傾向にあり、1998年以降連続して自殺者は3万人を超え、2012年、15ぶりに3万人を下回りましたが、依然として深刻な状況が続いており、被雇用者が全体の30%に迫るほどです。自殺の主要因うつと考えられ、うつ病患者も年々増加しています。厚労省の行った精神疾患調査では、うつ病などの気分(感情)障害が1996年度は43万人でしたが、1999年度は44万人、2002年度は71万人、2005年度には92万人と急激に増加の一途をたどっています。
以上、心療内科千里中央駅直結千里セルシー3階「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。

 

ページトップに戻る

レスポンシブウェブデザイン